2018年5月8日火曜日

靴を揃えること(平成30年5月8日)


 哲学者の森信三氏は、脱いだ靴を揃えることの大切さを説いています。それは、靴を揃えると心も揃う、つまり心も整う、ということです。

 味舌小学校では玄関の靴箱の靴の並び方を先生たちがよくチェックしています。摂津市内でも多くの小学校で靴をきちんと並べる取り組みを行っていますが、私はとてもいいことだと思います。



 心が乱れている時や落ち着きがない時、人は靴を脱ぎ散らかしてしまいがちになります。また、脱いだ靴の状態を見れば、その人の為人(ひととなり:人柄や性格などの意味)がわかるとも言われます。さらには、きちんと揃えられた靴を履くときには、心が整うとも言われています。

 味舌小学校の児童が安全で安心できる学校生活を過ごすためにも、私は靴をきれいに揃える取り組みをしっかり見守っていきたいと考えています。
 ちなみに、森信三氏は「しつけの三原則」として、靴を揃えることの他にも、朝の挨拶や名前を呼ばれた時の返事などを唱えています。どれも基本的で大切なことですね。